日立エナジーとロックウェル・オートメーション、電力とオートメーションを融合し、産業界の電化の加速を支援
チューリッヒ&ミルウォーキー--( BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 電化分野のグローバル・リーダーである日立エナジーと、産業用オートメーションおよびデジタル・トランスフォーメーションを専門とする世界最大の企業であるロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、産業施設に電力を供給するインフラと生産を管理するシステムを組み合わせた、電力系統から生産プロセスまでの統合アーキテクチャを中心とした協業を発表しました。
産業各社が電力需要の増加、脱炭素化への圧力の高まり、設備投資に対する制約の強まりに直面する中、電力システムと生産活動を別々に計画することはもはやできません。電力インフラに関する意思決定が操業パフォーマンスに及ぼす影響はますます大きくなっており、生産要件も電力システムの計画・導入・運用において重要性を増しています。
日立エナジーとロックウェル・オートメーションは、系統連系、電力品質、エネルギー管理、保護・制御、プロセス自動化、デジタル技術を活用した操業に関する専門知識を結集し、お客様が電力系統側と生産プロセス側のシステムをよりシームレスに統合できるよう支援することを目指します。電力システムと生産システムを一体的に計画することで、エンジニアリングの効率化、部門横断的な連携の強化、デジタル技術を活用した鉱山操業の支援が可能になります。両社は同時に、将来の拡張や電化要件の変化に対応できる、拡張性を備えたモジュール型のアプローチも検討します。
本協業は、当初、鉱業・金属分野に重点を置きます。重要鉱物の需要が高まる中、鉱山会社は生産拡大、操業の近代化、自社施設の電化の加速を同時に進めなければなりません。分析では、生産能力の増強に向けた設備投資として、今後10年間で1兆ドルが必要になる可能性があると推計されています 1。信頼性が高く高品質な電力は、こうした操業、特に破砕、粉砕、搬送、処理といったエネルギー集約型の工程の基盤です。これらの工程での障害や中断は、設備稼働率、生産の継続性、操業コストに影響を及ぼす可能性があります。
日立エナジーの系統・電力品質ソリューションおよびサービス部門責任者であるマルコ・ベラルディは、次のように述べています。「電化は、産業活動の経済性を変えつつあります。エネルギー・インフラに関する意思決定が、生産性、持続可能性、成長に及ぼす影響はますます大きくなっています。産業各社が生産能力を拡大し、操業の近代化を進める中、施設に電力を供給するシステムと、生産を担うプロセスとの連携をさらに強化する必要があります。日立エナジーとロックウェル・オートメーションの強みを結集することで、お客様がこうした複雑な課題に対応し、操業パフォーマンスを向上させるとともに、より効率的で強靱かつ持続可能な操業を実現できるよう支援できます。」
ロックウェル・オートメーションのグローバル・インダストリー・グロース担当バイスプレジデントであるブライアン・ホルテは、次のように述べました。「産業の未来は、企業がエネルギーと生産をいかに効果的に統合できるかによって決まります。電化分野における日立エナジーのリーダーシップと、オートメーションおよびデジタル・トランスフォーメーションにおけるロックウェル・オートメーションの経験を組み合わせることで、お客様がよりスマートで強靱かつ持続可能な拠点を設計・建設・運用できるよう支援します。両社は共に、電力系統から生産プロセスまでをつなぐアプローチを実現し、パフォーマンスの向上と成長の加速を促すとともに、お客様が新たな生産設備をより迅速に、より確かな見通しのもとで、より大規模に稼働させられるよう支援しています。」
施設の稼働開始後は、電化、オートメーション、デジタル技術を組み合わせることで、エネルギー消費、生産パフォーマンス、資産の活用状況をより詳細に把握できるようになります。本アプローチは、将来の生産能力の拡大、電化のさらなる推進、新たなエネルギー源の統合に対応できる、拡張性のある基盤も提供します。
両社は、ソリューション開発、お客様との連携、特定の産業用途における協業の可能性を探っています。当初は鉱業・金属分野に重点を置きますが、両社は、他のエネルギー集約型産業にも幅広い展開の可能性があると考えています。
参考文献
1 - マッキンゼー・アンド・カンパニーのレポート「The capex crystal ball: Beating the odds in mining project delivery」 鉱業におけるコスト超過とスケジュール遅延の予測 | マッキンゼー、2024年11月。
日立エナジーについて
日立エナジーは、電化分野のグローバル・リーダーとして、現在および今後25年間のエネルギー需要に応えるべく、電力の時代を支えています。日立グループのエネルギー事業部門として、先進的かつミッション・クリティカルな技術で30億人を超える人々の日々の暮らしを支えています。同社は、100年以上にわたるイノベーションを通じて、今日のエネルギー分野における最も喫緊の課題に取り組んでいます。それは、現在の世代と次世代のために、豊富で安全、経済的かつ持続可能な電力を確保すべく、世界のエネルギー・システムの進化を推進することです。世界140か国超で他に類を見ない導入実績を有し、電力、産業、データセンター、交通の各分野における電力系統を取り巻くエコシステムのパートナーとなっています。スイスに本社を置き、60か国で56,000人を超える従業員を擁し、約200億米ドルの売上高を上げています。
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日立製作所について
日立は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトを組み合わせた社会イノベーション事業(SIB)を通じて、社会インフラをデジタルで革新し続けるグローバル・リーダーを目指し、環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティの実現に貢献します。デジタルシステム&サービス、エナジー、モビリティ、コネクティブインダストリーズの4セクターに加え、新たな成長分野に注力する戦略SIBビジネスユニットを通じて、世界各地で事業を展開しています。「Lumada」を中核に、データ、技術、ドメイン・ナレッジを組み合わせて価値を創出し、お客様や社会の課題を解決します。2025年度(2026年3月期)の売上収益は10兆5,867億円で、606社の連結子会社と世界全体で約29万人の従業員を擁しています。 www.hitachi.com をご覧ください。
ロックウェル・オートメーションについて
ロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、産業用オートメーションおよびデジタル・トランスフォーメーションのグローバル・リーダーです。人々の創造力とテクノロジーの潜在力を結び付けることで人の可能性を広げ、世界の生産性と持続可能性を高めています。ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、2025年度末時点で、100か国超のお客様の課題解決に尽力する約26,000人の従業員を擁しています。同社が産業各社で「コネクテッド・エンタープライズ」をどのように実現しているかについて、詳しくは www.rockwellautomation.com. をご覧ください。
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